校舎の長い廊下を、僕は足早に歩いていた。
3時間目の体育で少し張り切りすぎたせいか、軽い頭痛と吐き気がして、授業に集中できそうにない。
友達に許可を取るのも面倒で、僕はそのまま保健室に向かった。
保健室のドアを開けると、ほんのり甘い香りが鼻をかすめる。
その匂いと同時に、柔らかな声が僕を迎えた。
「大丈夫? どうしたの?」
顔を上げると、そこには保健室の先生――小春先生がいた。
ふわふわの茶髪が肩を包むように揺れ、少し体にフィットしたニットが印象的だ。
普段から優しいことで評判の彼女だが、近くで見るとさらに大人っぽくて魅力的に見える。
「えっと……少し気分が悪くて。」
僕がそう伝えると、小春先生はふわりと笑い、手招きしてベッドの方へと誘導してくれた。
「無理しちゃったのね。とりあえず、横になりましょうか。」
そう言いながら、先生はさっと毛布を持ってきてベッドにかけてくれる。
ベッドに横になると、僕はすぐに先生の気遣いを感じた。
冷たい額には優しく冷却シートが貼られ、カップに入ったぬるめのお茶まで差し出される。
「ありがとう、先生。」
「いいのよ。これが私の仕事だから。」
そう言うと、彼女は隣の椅子に腰を下ろし、心配そうに僕を見つめる。
「どこか痛いところとか、他に気になる症状はない?」
「いや、特には……ちょっと体育で無理しただけかも。」
彼女は小さくため息をつき、顔を少し近づけてきた。
「ちゃんと体を労わらないとダメよ。ほら、ちょっと失礼するね。」
そう言うと、先生は僕の額に軽く手を当てた。
ひんやりとした手の感触が、頭痛の緩和に不思議と効いてくるようだった。
「少し熱っぽいかな……もうちょっとだけ休んでいこうか。」
僕は「わかりました」と返しつつも、近くで感じる彼女の匂いや柔らかな仕草に、心臓が少しだけ早くなるのを感じていた。
こんな至近距離で見つめられるなんて、普段の教室では絶対にない状況だ。
小春先生は、僕の様子をじっと観察しながら、首を傾げる。
「……なんだか、顔が赤い気がするけど。恥ずかしいことでも考えてた?」
不意にそんなことを言われ、僕は慌てて首を振る。
「そ、そんなことないです!」
「ふふっ、冗談よ。でも、本当に大丈夫? なんだか、どんどん顔が赤くなってる気がするけど?」
そう言いながら、先生の手がまた僕の額へ伸びる。
その動作がゆっくりすぎて、妙に意識してしまう。
「えっと、きっと熱のせいです。」
必死にごまかす僕を見て、小春先生は「そうなの?」といたずらっぽく笑った。
「じゃあ、もっとしっかり診てあげた方がいいかもね。」
彼女の声が少しだけ低く、親しげなトーンになった気がしたのは、気のせいだったのだろうか。
「ちょっとごめんね。」
そう言うと、先生は僕の前髪をかき上げ、額と額がくっつくくらい顔を近づけてきた。
彼女の長いまつ毛が目と鼻の先に見え、僕は思わず息を止めて固まった。
「うん……やっぱり熱があるみたいね。」
そう言いながらも、先生の顔はまだ近いままだ。
彼女の吐息を肌で感じるような距離に、僕の心臓はバクバクと音を立てている。
そんな僕の様子を気にも留めず、彼女はさらに顔を近づけてくる。
そして、今度は自分の額と僕の額をくっつけた。
「せ、先生!?」
「しーっ。静かにしててね。」
彼女はそのままじっと動かない。
彼女の体温がじわじわと伝わってきて、僕はもう何も考えられなくなった。
「うん、やっぱり熱があるみたい。」
ようやく顔を離した小春先生は、少し困ったような顔で笑った。
「でも、本当に大丈夫? おうちの人に来てもらった方がいいんじゃない?」
「いえ、大丈夫です! もう治りましたから!」
「え?全然大丈夫じゃないでしょ?」
小春先生は僕の一番熱くなっている部分に触れ、悪戯っぽく笑う。
「これのどこが大丈夫なのよ。」
「いや、その……これは……。」
僕は何も言えずに口ごもる。
そんな様子を見て、彼女はまた笑った。
「ふふっ、冗談よ。でも本当に無理はしちゃだめだからね?」
そう言って立ち上がると、先生は僕の頭を優しく撫でてくれる。
「じゃあ、私は仕事に戻るから。お大事にね。」
なんだか子供扱いをされているような気がしてもやもやする。
「僕だって男なんだよ。」
小春先生の肩を掴みベッドへ押し倒す。
「きゃっ!」
先生は小さく悲鳴をあげてバランスを崩した。
僕はその上に覆いかぶさり、先生の動きを封じる。
「もう、いきなりなにをするの?ビックリしたじゃない。」
「先生が悪いんだよ?」
状況が理解できずに戸惑う先生を見て、僕は少し嗜虐心がくすぐられるのを感じる。
そのままゆっくりと顔を近づけていくと、彼女はようやく僕の意図を察したようだった。
「ちょ、ちょっと!それはダメよ!」
慌てて顔を背けようとするがもう遅い。
僕は彼女の顎を捕まえると、強引に唇を重ねた。
「んむっ!?……ちゅっ、ちゅぷっ」
突然のことに驚いたのか、先生は最初こそ抵抗していたが徐々に力が抜けていった。
最初は軽く触れるだけのキスだったが、次第に深く激しいものへと変わっていく。
「んっ……れろっ……くちゅっ……」
舌を入れようとすると彼女は一瞬躊躇ったが、すぐに受け入れてくれた。
お互いの唾液を交換し合うような濃厚な大人の口づけを交わすうちに、先生の目はトロンとしてきており、息も荒くなってきている。
「はぁ……はぁ……」
僕は一度口を離すと、今度は首筋に吸い付いた。
「ひゃうんっ!」
彼女はビクッと身体を震わせる。
その反応が可愛くて、さらに強く吸い付く。
「あっ、だめぇっ……。」
首筋から鎖骨へと徐々に下りていき、やがて胸元に到達する。
服の上からでもわかる大きな膨らみに手を伸ばした。
「あっ、そこは……」
先生が何か言いかけたが構わず揉みしだいていく。
柔らかい感触が手に吸い付いてきて気持ちが良い。
しばらく堪能した後、僕はゆっくりと服を脱がせ始めた。
「ダ、ダメよ!これ以上は本当にだめ!」
我に返ったのか慌てて抵抗する先生だったが、彼女の抵抗などものともせず下着を脱がすと、思わず見とれてしまいそうになるほど美しい肢体だ。
「お願いだから落ち着いて……ね?」
涙目になりながら訴えかけてくる。
目の前にある大きな膨らみとピンク色の先が僕を誘う。
僕は迷わずその先端を口に含んだ。
「あんっ……!」
舌先で転がすように舐めたり吸ったりするたびに彼女は甘い声を上げる。
もう我慢できない。
「先生のおっぱい、美味しい」
「あぁ……だめなのにぃ……」
先生は言葉とは裏腹に、僕の頭を抱き寄せて胸に押し付けてきた。
そのままゆっくりと押し倒し、上にまたがるような体勢になる。
「あ、あの……やっぱりダメよ、こんなの……あっ」
先生の言葉を聞き流し、僕は彼女の秘所に手を伸ばした。
そこはもう湿っていて、少し触れただけでクチュっと音がした。
「先生だってその気じゃないか」
耳元で囁きながら指を動かし、乳首を同時に舐めるとさらに愛液が溢れてくるのを感じる。
「ち、違うのぉ……これは生理現象で……」
必死に言い訳しようとする姿が可愛らしくて、ますますいじめたくなる。
指を二本入れてかき混ぜるように動かすと彼女は一際大きな声を上げた。
「あぁっ!そこっ、弱いからぁ!」
どうやらここが弱点らしい。
重点的に攻め立てるとさらに締め付けが激しくなる。
先生はもう限界のようだ。
「ダメェッ!!イクゥウウッ!!」
ビクンっと大きく跳ね上がると同時に膣内が収縮し、指がちぎれそうなほど締め付けられる。
先生はぐったりと脱力し、荒い息をしていた。
「はぁ……はぁ……」
その様子はとても色っぽく、見ているだけで興奮してしまうほどだった。
僕はズボンとパンツを同時に下ろし、限界まで張り詰めたモノを解放する。
そして彼女の両足を抱えるようにして持ち上げると、一気に挿入した。
「んああぁっ!」
突然の衝撃に彼女は悲鳴のような声を上げる。
しかしそれも最初だけだったようですぐに甘い声へと変わった。
「あぁんっ!すごいぃっ!!」
先生の中は熱くてトロトロしていて、気を抜くとすぐに果ててしまいそうだ。
「あんっ!もっと突いてぇっ!!」
完全に堕ちきった先生は自分から腰を動かし始める始末だ。
結合部からはいやらしい音が響いている。
僕は先生のウエストを掴み、激しくピストン運動を繰り返した。
パンッ、パァンという肌を打つ音が響く度に彼女は歓喜の声を上げる。
やがて限界が訪れたのか、膣内が痙攣し始めた。
「先生っ!中に出します!」
「中は……中はダメぇええええ!!!」
その言葉と同時に、大量の精子が放出されていく。
先生は身体を弓なりに反らせ、盛大に達したようだった。
「はぁ……はぁ……」
僕はゆっくりとモノを引き抜くと、そこから白い液体が流れ出てきた。
「先生……ごめんなさい」
さすがにやりすぎたと思い謝ると、彼女は僕の首に手を回し、グイッと顔を近づけた。
「もう!だめでしょ」
頬を膨らまし、僕にデコピンをする小春先生。
「でも……ちょっと良かったかな……」
そう小さく呟いたのを僕は聞き逃さなかった。
「先生、もう一回!」
「え?!ちょ、ちょっと待って!もう無理よ!」
逃げようとする先生を追いかけ回しながら、僕たちはまた唇を重ね合ったのだった。
ーーー
「……やっぱり、こういうの、先生として良くないと思うの!」
小春先生は服の裾をきゅっと握りながら、どこか落ち着かない様子で立ち上がる。
僕はベッドの上で、まだぼんやりと余韻に浸りながら、そんな彼女の姿を眺めていた。
「いや、僕としては全然……むしろ感謝してますけど。」
そう言うと、小春先生は「感謝って何よ」と照れたように顔をそむける。
「いいから、早く服を着なさい。こんなところ誰かに見られたら、どうするつもり?」
慌てて服を着る彼女の姿が、なんだか妙に可愛くて、つい笑ってしまう。
「先生、そんなに焦らなくても大丈夫ですよ。誰も来てないみたいですし。」
「来てないからって油断しちゃダメ! ほら、これ、制服!」
そう言いながら、僕に制服を手渡す彼女の顔は真っ赤だ。
「ああ、先生って意外とおっちょこちょいなんですね。」
「……それ、どういう意味?」
むっとした表情で僕を睨む小春先生。
けれど、その表情がまるで怒っているようには見えない。
むしろ照れ隠しをしているような感じだ。
「いや、なんかその……先生っていつも完璧な人に見えるから、こういう一面を見ると少し安心するというか。」
僕がそう言うと、彼女は少し口を尖らせた。
「それって褒めてるの? けなしてるの?」
「もちろん褒めてますよ。僕にとって先生は――」
その先を言いかけたところで、突然保健室のドアがガラッと開いた。
「失礼しまーす! あれ、先生、なんか慌ててます?」
入ってきたのは、隣のクラスの女子生徒だった。
「えっ!? な、何でもないわよ!」
小春先生は顔を真っ赤にして、慌てて背を向ける。
「先生、顔真っ赤ですよ? 風邪ですか?」
女子生徒が不思議そうに首をかしげるのを見て、僕もつい噴き出しそうになる。
「あ、あの、君はどうしたの?」
「ちょっと腹痛で。あれ、彼もここにいたんだ?」
僕に視線が向けられる。
「え、いや、ちょっと休んでただけ。」
僕も慌てて言い訳をするが、彼女の視線がどこか疑わしそうだ。
「ふーん……まあいいや。先生、診てください!」
「は、はい! すぐ準備するから、そこに座ってて!」
小春先生が必死に平静を装う様子を見て、僕は思わずくすっと笑ってしまう。
「何笑ってるのよ!」
小春先生が小声で睨んできたが、その顔が真っ赤なのがまた可愛い。
保健室を後にする僕は、小春先生の少し慌てた表情を思い出しながら、自然と顔が緩んでいた。
「あの人、本当に魅力的だな……。」
気づかれないように、また休み時間に顔を出してみようかなんて思う自分が少し恥ずかしいけれど、後悔はしていない。
おわり
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