「ねえ、おじさんってどのくらい本気出せば泣くの?」
公園で座っていると耳元でそんな挑発的なセリフを聞かされるとは、夢にも思わなかった。
目の前には……なぜか小学生が立っていた。
ツインテールにぱっちりとした瞳、あどけなさを残しつつも鋭い笑みを浮かべた顔立ち。
それに反して態度は妙に大胆で、こちらの弱点を見抜いたかのようにジリジリと間合いを詰めてくる。
「え、何?もしかして無視するつもり?大人のくせに?」
彼女がニヤリと笑いながら言う。
「あのさ、君、僕を誰かと勘違いしてない?」
彼女に負けじと冷静を装いながら返す。
だが、そんな抗議もまったく効いていない様子で、彼女はさらに追い打ちをかけてきた。
「勘違いなんてしてないよ。おじさんってさ、きっとこういう時ヘタレるタイプでしょ?」
彼女の言葉に、周囲の人たちの目がチラチラとこちらを向く。
「やめろよ、周りが見てるだろ!」
思わず声をひそめる僕に、彼女は満足げに笑う。
「へえ、怒るんだ。ちょっと意外かも?」
彼女はまるでこちらを弄ぶことを楽しんでいるようだった。
だが、僕だってただのサラリーマンじゃない。
「そんなに僕をいじりたいなら、せめて名前くらい教えてくれないかな?」
少し挑発的に返してみると、彼女は一瞬驚いたような顔を見せた。
しかし次の瞬間、悪戯っぽい笑みを浮かべながら言った。
「名前?あー、教えてあげてもいいけど……おじさん、ちゃんと覚えられる?」
「当然だろ。」
「じゃあ、みほって呼んで。」
それが彼女との、少し奇妙な関係の始まりだった。
―――土曜の昼下がり、近所のカフェでコーヒーを啜りながら書類を整理していると、横からそんな挑発的な声が飛んできた。
顔を上げると、そこには最近引っ越してきた隣家の小学生…みほが、ニヤニヤとした表情で立っていた。
「どうして君がここにいるんだ?」
僕は書類を片付けながら、少し警戒した声で尋ねる。
「おじさんがいそうな場所を探したら、案の定って感じ。」
みほは僕の向かいに座り、ストローをくわえながら勝手にアイスカフェラテを飲み始める。
「で、何をやってるの?こんなに紙いっぱい広げちゃってさ。」
興味なさそうに言いながら、みほは僕の机に積み上げてある書類をジロジロと見た。
「仕事だよ。こういうの、大人はやらないといけないんだ。」
そう言いながら資料に目を通していると、みほが突然クスクスと笑い始めた。
「ねえ、それ、何か間違ってない?」
指差す方向を見ると、確かに僕の資料には誤字が……。
「ちょっ、これはたまたまだ。今直すところだったんだよ!」
言い訳をする僕を見て、みほは肩をすくめる。
「へー。大人って言っても、間違えるんだね。ちょっと安心した。」
「誰だってミスはあるんだ。それに、君にはまだわからないだろうけど――」
「じゃあさ、これ直せる?」
そう言いながらみほは、自分のスマホを僕の前に差し出した。画面には、エクセルの表が映っている。
「これ、計算式がうまくいかなくて困ってるんだけど、おじさんなら得意なんでしょ?」
軽い口調で言いながら、みほは僕を試すような目で見つめてくる。
「エクセルくらい朝飯前だよ。」
そう言いながらスマホを受け取り、画面を操作し始める。だが、いざ触ってみると……。
「え、これ……どこが間違ってるんだ?」
焦りを隠しながらブツブツと呟いていると、みほが目を輝かせて口を開いた。
「えー!?もしかして、おじさんわからないの?こんなの小学生でもできるよ?」
「いや、そんなことは……!」
必死に画面をいじるが、どうにも解決の糸口が見えない。
横目でみほを見ると、彼女はストローをくわえながら完全にこちらを見下ろす表情をしている。
「大人なのにこんなこともできないのか~。うちの犬のほうが優秀かもね?」
「うるさい!」
つい声を荒げると、周りの客が一斉にこちらを見た。
「ほらほら、静かにしないと恥ずかしいよ、おじさん。」
みほはケラケラと笑いながらスマホを取り返すと、画面を数回タップし、ものの数秒で課題を完成させた。
「え、なんでそんな簡単に?」
「だから言ったでしょ。小学生でもできるって。」
(こんなこと出来る小学生なんていないだろっ!!)
…だが、現実に目の前でやってのける小学生がいたのだ。
僕はただ黙っているしかなかった。
彼女は勝ち誇った顔でスマホをしまうと、カフェラテの最後の一口を飲み干し、立ち上がった。
「じゃあ、また何かできないことあったら教えてあげるね、おじさん!」
そう言って颯爽と去っていく彼女の後ろ姿を見送りながら、僕は机に突っ伏した。
「……最近の小学生、強すぎるだろ。」
翌週の日曜の昼下がり、またしてもカフェで資料を広げていると――案の定、やって来た。
「おじさん、またここで難しい顔してるの?大人ってもっと余裕あるイメージだったけどな~。」
隣の席に腰を下ろすみほは、まるで当然のように僕の机を覗き込んでくる。
「君なぁ、人をバカにするのも大概にしろよ。こっちはちゃんと仕事してるんだ。」
眉をひそめて言うと、彼女は目を細めてニヤリと笑った。
「あ、そうだ。おじさんってさ、今日暇でしょ?」
「いや、見ればわかる通り暇じゃないけど?」
「でも、今やってるの、どうせまた間違いだらけなんじゃない?」
核心を突くような言い方に思わず絶句してしまった。
「ほら、だから仕事の手伝いに付き合ってあげる。私がいないと困るでしょ?」
彼女がそう言うと、何か返す気力も失せて、僕はため息をついた。
「……で、今度は何をしたいんだ?」
すると彼女は思いがけない提案をしてきた。
「勉強会しようよ。私が先生で、おじさんが生徒ね。」
「は?」
「最近わかったんだけど、おじさん、結構ポンコツだからさ。こういうの、必要でしょ?」
悪びれる様子もなく、堂々と言い放つ。
「君、本当に僕をバカにするためだけにここに来てるのか?」
「違うよ~、私なりにおじさんを助けようとしてるの!優しいでしょ?」
みほの言葉に苦笑いをしながらも、「まあ、彼女なりに好意で言っているのかもしれない」と少し思えてしまう自分が悔しい。
「じゃあ、一時間だけだぞ。それ以上は付き合いきれない。」
「よーし決まり!じゃあ、おじさんの家行こう!」
「はあ?!?!」
小学生を家に連れ込むなんて、完全にアウトである。
「馬鹿!絶対にダメだ!」
「なんで?」
みほは不服そうに頬を膨らませる。
「そもそも、君を家に連れて行く理由が無いだろう?第一、君のご両親に知られたら困るのは僕だ。」
僕がそう言うと、彼女は少し考えてから口を開いた。
「私のママとパパは今仕事でいなくて、一人でお留守番してるつまらないの!ママに電話したら、『せっかくだから、おじさんのお家で遊んでもらったら?』って。」
「は?いや、それは……」
「ほら!早く行こうよ!ね?」
結局、本当か嘘かも分からない理由を並べられ押し切られる形で僕はみほを家に連れて帰ることになった。
「へぇ~ここがおじさんの家かぁ~」
玄関に入るや否や、みほは興味津々といった様子で部屋を見回している。
「あんまりジロジロ見るなって。」
僕が注意しても聞く耳を持たないようで、彼女はあちこちを歩き回る。
「へぇ~、おじさんみたいにつまらない部屋だね!」
「つまらない部屋で悪かったな。大体、なんで君はそんなに親しげに喋れるんだ?」
半ば諦め気味に僕が言うと、彼女は首を傾げた。
「私はおじさんと仲良くなりたいだけなんだけどなぁ」
そう言うと、彼女は何か閃いたような顔をした。
「あ!そういえば!学校の友達に良いものもらったんだ!」みほは突然そんなことを言い出しカバンをゴソゴソし、あるものを取りだした。
みほの手でひらひらされているものは……コンドームだった。
「は?!ちょ、ちょっと待て!!」
慌てて取りあげようとするが、それより早くみほは僕の手から逃れて部屋の隅に駆けて行った。
「おじさん!これ何に使うか知ってる?」
「…知らないよ。いいからしまいなさい。」
「へぇ~大人なのにこれを何に使うのか知らないんだ?」
「知ってるよ。それくらい。」
「じゃあ教えて?」
みほは上目遣いで見てくる。僕は思わず目をそらした。
「い、言えるわけないだろ!」
すると彼女はにやにやしながら近づいてきた。そして耳元で囁くように言ったのだ。
「おじさんって童貞?」
「そんなわけないだろ!君の方こそ経験あるのか?どうせないだろう?小学生なんだから。」
するとみほは少しムッとしたような顔になったが、すぐに余裕そうな表情に戻った。
「経験あるって言ったら?」
「嘘つけ。」
「本当だもん!」
みほは顔を膨らませた。
その顔があたりに可愛くて僕は不覚にもドキッとしてしまった。
「それよりさ、これ使わない?ほら!」
そう言ってみほはコンドームを僕に見せびらかしてきた。
「使わないよ!」
「え~つまらないなぁ」
みほは不満そうな顔になったが、すぐに何かを思いついたような顔になった。
そしておもむろにスカートを脱ぎ始めたのだ。
「ちょ、おま!何してるんだ?!」
僕は慌てて制止しようとしたが遅かった。
みほはベッドに座るとコンドームの袋をやぶり自分の股を広げながら言ったのである。
「ほら!ここに入れるんだよ?おじさんのあれ!」
(うわあああああああああ!!!)
僕は慌てて目を逸らしたが、時すでに遅し。見えてしまったのである。
彼女のまだ毛の生えていないツルツルの割れ目が……
彼女は立ち上がると僕の上に跨ってきた。
「おい!離れろ!」
僕は焦って言ったが、みほはお構いなしに迫ってくる。
そして彼女は服を脱ぎ僕のズボンのチャックを下ろし始めたのだ。
「おい!!ちょっと待てって!!」
抵抗しようとする僕だったが、バランスを崩してしまいその場に倒れてしまった。
彼女の上に馬乗りになった状態になってしまう。
(まずいまずいまずい!!!)
心の中で叫ぶものの、この状況を期待していたのか身体が言うことを聞いてくれない。
そうこうしているうちに、とうとうパンツまで下ろされてしまった。
「ほら!おじさんのこれ!」
「お、おい!いい加減にしろ!」
…と言いながらも、僕は興奮を抑えきれずむくむくと大きくなるそれが彼女の目の前に立ちはだかる。
「これが……おじさんの……」
そして、彼女は恐る恐る手を伸ばし触れてきたのである。
「なんだこれ…」
興味津々といった様子で指でツンツンしたり握ってみたりしている彼女に興奮してしまった僕は大きくなったそれを彼女の口に押し込んだ。
「んぐっ」
苦しそうな声を出す彼女だったがお構いなしに腰を振り続けた。
やがて彼女も慣れてきたようで自分からも舌を絡めてくるようになった。
(気持ちよすぎる……)
僕は彼女の口から引き抜くと今度は自分のモノを彼女に握らせた。
その刺激に我慢できず絶頂を迎えた僕は大量の精子をぶちまけた。
「変なにおい……」
非現実的な世界に僕の興奮は止まらず、彼女の小さな体に襲いかかった。
「あっ!おじさん……!ちょっと待って……!」
とみほが言ったが、僕は構わず胸にしゃぶりついたり、首筋を舐めたりして快楽を求めていった。
すると、みほもだんだん感じ始めたようで甘い声を上げ始めた。
そしてついに我慢できなくなったのか足をもぞもぞとし始める。
それに気づいた僕は、彼女の秘所へ手を伸ばした。
そこはすでに濡れており準備万端といった感じだった。
中指を入れると彼女は小さく悲鳴を上げたが気にせず奥まで入れると激しく動かした。
「あっ!あぁん!!おじさん……そこぉ……」
みほは身体を震わせながら喘ぐ。
彼女の中がひくひくと動くのを感じた僕は手を止めた。
すると彼女は涙目になりながら訴えてきた。
「なんでぇ……止めちゃヤダァ……」
そんな姿も可愛らしく思えた僕は再び手を動かし始める。
「ひゃうん!!おじさん……私もう……」
僕は指の動きを更に早めた。
「ああん!!イクッ!!」
彼女は腰を大きく跳ねさせると同時に潮を吹き出して絶頂に達した。
僕は彼女に覆いかぶさるとキスをした。
最初は驚いていたみほだったがすぐに受け入れてくれるようになった。
そしてそのまま小さな身体を抱きながら彼女の割れ目に挿入した。
「おじさん、ダメだよこれ付けないと」
とみほが言うが僕は気にせず奥まで入れる。
「ああん!おじさんおちんぽ気持ちいよぉ!!!!」彼女の中は温かくヌルリとしていて締め付けてくるような感覚に襲われた僕は夢中で腰を動かした。
ぱんっぱんぱちゅんぱちゅんと肌同士がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る。
その度に彼女は甲高い声で鳴いた。
更に動きを速めると同時に唇を奪った。
舌を入れ口内を犯していくうちに彼女もそれに応えるように絡めてきた。
お互いの唾液を交換し合い飲み込む度に幸福感に包まれていく。
「イクっ……」
限界を迎えた僕は彼女の一番奥深くで果ててしまった。
ドクンドクンと脈打ちながら大量の精子が流れ込んでいくのを感じる。
しばらく余韻に浸った後、ゆっくりと引き抜くとその刺激にも感じたのか彼女が小さく喘ぐ声が聞こえた。
ぽっかりと開いた穴からは入り切らなかった白濁色の液体が流れ出ておりそれがまたとても淫靡だった。
ーーー
「さて!おじさんの家も堪能したし、そろそろ帰るね!」
「おいおい、堪能ってなんだよ。人の家を観光地みたいに扱うな。」
僕が呆れたように言うと、美帆はニヤリと笑った。
「だって、ちょっと珍しいじゃん。おじさんの生活ってどんな感じか気になってたし。」
「そんなもの、見られるようなもんじゃないけどな。」
「うん、確かに普通だったね。でも、意外と綺麗にしてるのがびっくり。」
「……それ褒めてるのか?」
「まあまあ、褒めてるってことにしといてあげる。」
玄関まで彼女を見送りに立ち上がる。
靴を履きながら、美帆はふと振り返った。
「そういえば、おじさんさ。」
「ん?」
「今日の私のこと、どうだった?」
彼女は小首をかしげて無邪気に聞いてきたが、その目には少し悪戯っぽい光が宿っていた。
「どうって……何が?」
「んー、例えば、私に振り回されて疲れたとか?」
「それはまあ、ちょっとな。」
正直に答えると、美帆は楽しそうに笑った。
「でしょ?おじさん、そういうところが可愛いんだよね。」
「可愛いってなんだよ、大人に向かって。」
「だって本当のことじゃん。おじさん、もうちょっと堂々としてたらいいのにさ。」
言いながら、美帆は玄関のドアを開けた。
「まあ、今日も楽しかったし、またからかってあげるよ!」
「勘弁してくれよ…」
僕の言葉を聞いて、美帆はふっと柔らかい笑顔を浮かべた。
「じゃあね、おじさん。また遊んであげるから。」
そう言って彼女は軽く手を振った。
ドアを閉めた後、僕はリビングに戻り、ソファに腰を下ろす。
「全く……あの子には敵わないな。」
自然と口元が緩む。
からかわれてばかりの一日だったけれど、不思議と嫌な気持ちはしなかった。
次に彼女がどんなふうに振り回してくるのかを考えながら、僕は部屋の静寂に身を委ねたのだった。
おわり
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